一四(一四九)東人歌の事

原文

  1. `今は昔東人の歌いみじう好みけるが蛍を見て
  2. `あなてりや虫のしや尻に火のつきて小人玉とも見えわたるかな
  3. `東人のやうに詠まんとて実は貫之が詠みたりけるとぞ