二七 一 粘りをかけるという事

現代語訳

  1. `敵も打ちかけ、己も太刀を打ちかけて、敵が受けるとき、己の太刀を敵の太刀に付けて粘る心で入るのである
  2. `粘るというのは太刀が離れにくいという意味、あまり強くないように入るべし
  3. `敵の太刀に己の太刀を付けて粘りをかけて入るときは、いかに静かに入っても差し支えない
  4. `粘る
  5. `ということと
  6. `縺れる
  7. `ということ
  8. `粘る
  9. `は強く
  10. `縺れる
  11. `は弱い
  12. `このこと分別あるべし